
発熱外来
発熱外来
当院は発熱外来を実施しております。
来院前にWeb予約、もしくはお電話でご連絡いただきますようお願い申し上げます。
発熱、せき、咽頭痛などの症状でお困りの患者様の診察や、新型コロナウイルスやインフルエンザの抗原検査を行っております。症状のある方は気軽にご相談ください。
インフルエンザウイルスが原因で引き起こされる急性の呼吸器疾患で、毎年冬季に流行します。風邪と似た症状が現れますが、インフルエンザは風邪よりも症状が急激に重くなることが特徴です。インフルエンザの主な症状には、突然の高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感、咳、喉の痛み、鼻水などがあります。インフルエンザは非常に感染力が強く、飛沫感染や接触感染を通じて広がります。特に、免疫力が低い高齢者や幼児、持病のある人々には重症化のリスクがあります。そのため、早期に治療を開始することが重要です。
発熱外来では、インフルエンザの疑いがある場合には迅速にインフルエンザウイルス検査を行い、診断を確定します。診断が確定した場合は、抗ウイルス薬の処方が行われます。また、発熱外来では感染拡大を防ぐため、患者様にはマスクの着用や隔離が指示されることが一般的です。
タミフル(オセルタミビル)
インフルエンザA型およびB型に効果があり、ウイルスの増殖を抑える作用があります。通常、発症から48時間以内に服用することが推奨されており、早期に使用することで症状の軽減が期待できます。一般的には、成人は1日2回、5日間服用します。副作用としては、軽度の吐き気や頭痛が報告されることがあります。
リレンザ(ザナミビル)
吸入薬であり、インフルエンザA型とB型の両方に有効です。吸入によって薬剤が直接呼吸器に届き、ウイルスの増殖を抑えます。リレンザは、インフルエンザの症状が出てから48時間以内に使用することが推奨されており、通常は1日2回、5日間吸入します。
イナビル(ラニナミビル)
吸入薬で、インフルエンザA型とB型に効果があります。特徴的なのは、1回の吸入で治療が完了するため、患者にとって使用が簡便であることです。発症から48時間以内に使用することが推奨され、1回の吸入で効果が得られます。
ゾフルーザ
(バロキサビル マルボキシル)
新しいタイプの抗ウイルス薬で、インフルエンザA型およびB型に有効です。特徴的なのは、1回の服用で治療が完了することです。発症から48時間以内に服用することが推奨され、短期間でウイルスの増殖を抑え、症状の改善を早める効果があります。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2というウイルスによって引き起こされる疾患で、世界的なパンデミックを引き起こしました。主な症状には、発熱、咳、倦怠感、呼吸困難、嗅覚・味覚の異常などがあり、症状の幅は軽症から重症まで様々です。重症化すると、肺炎を引き起こし、呼吸不全や多臓器不全に至ることがあります。
新型コロナウイルスは飛沫感染やエアロゾル感染を通じて広がるため、非常に感染力が強く、特に人との接触が多い場所での感染リスクが高いです。感染が広がる中で、発熱外来ではCOVID-19を疑う症状のある患者に対し、迅速な検査を行い、感染の有無を確認します。
新型コロナウイルス感染症には、早期の発見と隔離が感染拡大を防ぐために非常に重要です。感染が確認された場合、軽症の場合は自宅での療養が推奨され、重症の場合は入院治療が行われることがあります。重症化リスクの低い場合には対症療法が一般的で重症化リスクが高い場合には抗ウイルス薬現在では、ワクチン接種も進められ、新型コロナウイルスの予防策として重要な役割を果たしています。
パキロビッド
(ニルマトレルビル・リトナビル)
COVID-19の治療薬として承認された経口薬で、SARS-CoV-2ウイルスの複製を抑制する働きがあります。感染初期に使用することで、症状の軽減や重症化のリスクを減らす効果が期待されます。発症から5日以内に服用することが推奨されており、高齢者や基礎疾患がある人々に特に効果的です。
ラゲブリオ(モルヌピラビル)
COVID-19の治療に使用される経口薬で、ウイルスの複製を妨げる作用があります。パキロビットと同様に、感染発症から5日以内に服用することが効果的です。軽症から中等症の患者に使用されることが多く、早期治療が重要です。
熱がなく、せき、咽頭痛、鼻汁などの症状だけでも診察可能です。
中学生以上であれば診察可能です。
予約なしで直接来院された場合でも、問題なく診察させていただきます。予約状況によっては少しお待ちいただく場合もあります。
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